さけのぼり

熊に見つからないように川を遡上して、出来るだけ上流で産卵するゲーム。
プレイヤーみんなで川を作るときに熊をどこに仕込むかのブラフ合戦。
「さけのぼり」を遊びました。

sakenobor

最初にプレイヤーに配られる
・川カード5枚
・熊カード1枚
を順番に1枚づつ出し、ピラミッド状に積むのを3週繰り返して川を作成します。
ピラミッドの上に行くほど「上流」という扱いになります。

上流目指して、鮭コマを動かした先カードをめくり、熊でなければセーフ。
熊だったらアウト。このラウンドは脱落します。
危険を察知するか上流にたどり着き、もう進まないと思ったら産卵することで
今いるピラミッドの段数-1のイクラトークン(得点)を得ることができます。

最初の一歩目になりそうな所に熊を仕込むというイジワルな遊びもできます。
「ここ熊やで」と言いながらウソで川を置くのか本当に熊を置く。
上手く罠にハメた時は最高に楽しい瞬間。
本当のことなのに自分の言うことはだいたい信じてもらえません。
ボドゲプレイにおける日頃の行いの賜物です。

イクラキャリーオーバーというシステムのおかげで
最終ラウンドで大逆転を狙うこともできる場合があります。
勝てる見込みがなくなって捨てゲーにならないのも遊びやすさのひとつ。

シンプルなルールでゲーム慣れしていない初心者にも理解しやすく
それでいて盛り上がれる要素がある素敵なゲームだと思います。

ゲーム本編ではないんですが
・イクランク
・イクラキャリーオーバーボックス
というネーミングセンスがとても好きです。
声に出して言いたい日本語。