サバトのマジョたち

テストプレイ段階で遊ばせていただいてゲムマ2021春で予約して入手した一品。
トリックテイキングがあまり好みでない自分にも刺さったゲームです。


上にスライドして開く箱がオシャレでステキ。

個人の狭い経験範囲による偏見に満ちた発言になりますがトリックテイキングは
専門用語が多数あり慣れたプレイヤーが当たり前のように使うので
実際に行うプレイに対して敷居が高い印象を受けます。

本ゲームも基本となる部分はトリックテイキングのため
進め方は１番手が出したカードに対して２番手が応じたカードで
以降の手番のプレイヤーが出せるカードが色か数字で縛られる動きをします。

特徴的で面白いと思う点は1回の勝敗が決まるごとに変動する色の価値。
ゲーム中だけでなく最終得点の計算時にも関わってくるので
特定の色を多く獲得している人を追い落とすなども狙うことができます。
予想外の色が価値を高める場合もあって、最後まで確実な勝利が見えません。

それぞれの思惑が絡まる色の価値の移動。
自分が取った行動で誰かが追い落とされる可能性。
勝ち筋無くなったかな？と思う状態でも何か影響をあたえることができるかも。

あそこであれがああ動いていれば…など振り返りもしやすく
勝ち負けもわかりやすくて繰り返し遊びたくなるゲームです。

デビュー作という噂ですがいきなりレベル高いなって思います。
オススメです。通販で購入できますのでぜひ。